それは、青春と言うアルバムの、1ページ目、ファーストキスのあの淡い出来事です。
あれは、高校1年のある雨の日、同じクラスの、彼女の家に遊びに行った時の事でした。 二人で、音楽を聴きながら、他愛もない話をしていた時、お互いに、意識していたのか、自然に、その時がやって来ました。 ぎこちない一瞬だったけど…、これで、大人になったんだと、あの頃の、幼き私が思った雨の1日です。
ただ、ファーストキスは、レモンの味がすると言う噂でしたが…、そんな味はする訳もなく、只々、お互いに、どうしたら良いのか解らなく、歯と歯が当たると言う、ぎこちないものでした。 でも、そんな経験が、今では、微笑ましく思い出される、
あ~、我が青春の1ページよ。